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泣き方を忘れたピエロのように生きていた過去と現在を詩で結ぶ徒然ブログ
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モノトーン
君がいなくなった
途端に世界は急速に色を失っていく

君のいない世界
君だけの欠けた世界
君がいなくても世界は回るという現実を
どう理解していいのかわからずに
僕は声にならない悲鳴をあげて立ちすくんだ

君の声が遠ざかり
君の笑顔が薄らいで
どんどん僕の中の君でさえ色あせていく

残酷な世界から逃避して
音のないモノトーンの世界に住む僕
二人の記憶にシャッターを切り
モノトーンの二人の写真の中に埋もれ
時間だけがただ、過ぎてゆく

—モノトーン—



この詩を作ったのは今年の夏
誰にでも忘れられない別れってあるものですよね
自分の中の別れ
それはかつての終わった恋や恋人だったり
あるいは喧嘩別れした友情もあるかもしれません

私の中の忘れられない別れは
同じ痛みを分け合った仲間との死別です
4年経つ今もなお、ふとした隙に悲しみに襲われる
人ってそんなに強くないのでいいのですがね

そんなふと思い出された悲しみの中
当時の引き裂かれそうな痛みの色を思い出しつつ
客観的に文章を走らせてできたのがこのモノトーンです

「セピア」という言葉が脳裏をよぎりましたが
私にとって悲しみの色は「モノトーン」だったみたいです

解説のようなよもやま話でした

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